疲労感だけが残った120分間
2002.04.21(SUN)
J-LEAGUE DIVISION-1 1st STAGE 7th ROUND
vs SANFRECCE HIROSHIMA
0-0 DRAW
at HIROSHIMA BIG ARCH STADIUM(HIROSHIMA)
前節痛恨の引き分けで優勝に向けて早くも後がなくなってきた清水。相手はここ4年、アウェーでは何故か勝てない広島。
試合は開始直後から相手のシュートがポストを直撃。これがお互いにとって長い長い消耗戦の幕開けとなった。
守備陣は広島のFW久保を中心とした縦に素早くシンプルな攻撃に押されるが、克己、古賀、昇平の最終ラインは落ち着いて久保へ対応して防ぐ。
攻撃も前節に比べ、素早く両サイドからチャンスを作る。
中でもこの日FW登録のノボリが幅広い動きでチャンスに絡む。しかし、前半は康平がGKとの1対1で止められた以外は決定的なチャンスが無いまま終了する。
後半に入るとスリッピーなピッチに両チームとも苦しみ、特に広島は全体的に運動量が落ち、
清水は波状攻撃を繰り広げるもののバロンの叩きつけるヘディングシュートはオフサイドで取り消されるなど決め手を欠く。
試合は終盤に近づくにつれ、今度は清水の方が足が止まり、単純に久保にボールを預ける広島の攻撃に押されっぱなしになる。
ロスタイムには抜け出した久保がGK黒河と1対1になるピンチとなったが、黒河が抜群の反射神経でこのピンチを防いだ。しかし、この直後に後半終了。
延長に入ると清水は完全に足が止まった。途中投入されたツビータ、横山は周りと噛み合わないまま。
延長唯一のチャンスもアレックスのトラップミスで逃す。
守備陣も久保に引き寄せられ、藤本、森崎和幸の飛び出しに対処しきれず、GK黒河と1対1のピンチの連続。
相手のシュートミスと黒河のファインセーブで耐え抜いて、結局このまま試合終了。スコアレスドローに終わった。
今季リーグ戦7試合終了し、5試合延長。あまりにも勝負弱い。
まだ1敗と言う声があるが勝ち点11という事は実質3敗以上している事と同じ事。
特に7試合で7得点。バロンも序盤3試合は結果を出したものの沈黙。他のFWも久保山はあまりにもヒドイ出来。
ツビータは彼自身のキープ力はバロン以上だし技術はかなり高いがまだまだ周りと噛み合わない。
横山に至ってはあまりにも起用されるのが遅過ぎて何も出来ないのが現状。相当深刻な状況だ。
一方、守備陣は市原戦同様最後まで諦めずに守り切った。特にこの試合ではGK黒河の活躍がなければとっくに試合は終わっていたと思う。
まだまだ不安定な面もあるが抜群の反射神経を武器にこれからますます期待していきたい。
前述したように監督の采配にも疑問がある。あまりにも終盤まで動かないワンパターンな采配。
結果が出ていない以上、ここで思い切った抜擢や采配でチームに刺激を与えて欲しい。
これでリーグ戦は中断に入る。課題を残したまま中断してしまうが幸いこれからナビスコ杯予選リーグ6試合が始まる。
もちろん、俊秀・テル・森岡の怪我人に加えて、アレックス・イチ・戸田の日本代表候補もいない。
レギュラークラス7人を欠く異常事態だが、これは普段出ていない選手達にはチャンスだ!新たにレギュラーを脅かす選手が現れるのを楽しみにしたい。
特にサテライトで奮闘中の村松潤、太田圭輔、谷川、君達には期待したい。
清水vs市原 改め 清水vs審判
2002.04.14(SUN)
J-LEAGUE DIVISION-1 1st STAGE 6th ROUND
vs JEF UNITED ICHIHARA
1-1 DRAW
at ICHIHARA RINKAI ATHLETIC STADIUM(ICHIHARA)
前節記録的な惨敗を喫した清水。相手は昨年連敗を喫し苦手意識を持ちつつある市原。
前半から戸田を出場停止で欠いた中盤が相手の素早いチェックを受ける。
両サイドも周りのサポートが遅いためか強引な突破で相手の守備の餌食に遭う。
それでも20分、左サイドからノボリが相手DFの裏に飛び出そうとするアレックスへふわりと頭越しのパス、
抜け出したアレックスはバウンドの落ち際で思い切ったシュート。
強烈なドライブ回転のかかったシュートがゴール右隅に決まって、清水は今季初の前半での得点。
最近は強引なドリブルでチームのリズムを崩していたアレックス。
シュートが打てそうな状況でも打たずにチャンスを潰していただけにこれで思い切りのいいシュートを打つようになって欲しい。
ところが37分にはアレックスがPKエリアで相手を倒したとしてPKを取られる。
しかしこのプレー、確かに後方からのスライディングだがボールに入っていた。このPKをGK黒河も反応するが、和多田に決められ同点。
この不可解な判定から試合は荒れてくる。
後半に入ると明らかに相手の早いボール回しに中盤はついていけない。
明らかにコンディションが良くないノボリは試合から消え、古巣へのリベンジに期待がかかったバロンも昨年同様ミリノビッチに封じられる。
数少ないチャンスも決定力の無さを露呈。
加えて主審恩氏、副審阿部の不可解かつ理不尽な試合コントロールが選手達に冷静さを奪っていった。
試合はこの後も市原に圧倒されるが、延長に入っても市原の清水以上の決定力の無さと体を張った清水の守備で試合終了。
お互い痛み分けとなった。
まず守備に関してだが決して名古屋戦からは改善されたとは言えないが各々諦めず、集中もきらさず、120分戦っていた点は素直に評価したい。
中でも古賀は劣勢の後半、機を見ての攻め上がりでチャンスを作り出していた。
またGK黒河も抜群の反応でピンチを防いでいた。ただし黒河に関しては相変わらずDFとの連携に不安を見せた。
的確なコーチングをしているか甚だ疑問である。一刻も早い改善が待たれる。
攻撃に関してはアレックスのゴールは明るい材料だが、それ以外は相手の厳しいチェックに苛立っていた。
市川は守備に手一杯。バロンはまたまた古巣市原相手に不発。ツビータはまだまだ周りとの連携不足。
なかなかFWはベストの組み合わせが見つからない重苦しい現状だ。
まあチームの評価はこれぐらいにして本題に入ろう。とにかく主審の恩氏。あんたJ1で笛を吹く資格無いよ。
流れを全く見ないで試合を止める。ヒステリックに鳴らす笛。カードの乱発で選手達に服従させる。
しまいにゃ副審阿部ともども倒れたノボリに気付かずプレー続行。慌てて治療に駆けつけたドクターを退席処分。
今日の試合、主役は俺だと言わんばかりの振る舞い。選手も監督も俺達もあきれたよ。さすがJFL、J2で数々の問題を起こしてきただけのことはあるね。
こんな中で試合やらされた両チームの選手お疲れ様でした。また、これから恩氏と試合をしないといけないチーム、御愁傷様です。
こんな審判使っていたらJリーグの資質疑われるよ。
試合後の拍手とエスパルスコールには苦しい試合を戦い抜いた選手達に対する勝ち点のかわりのせめてもの労いだったと思う。
プライドの欠如、闘志無き惨敗。
2002.04.06(SAT)
J-LEAGUE DIVISION-1 1st STAGE 5th ROUND
vs NAGOYA GRAMPUS EIGHT
0-4 LOSE
at NIHONDAIRA STADIUM(SHIMIZU)
誇りを持って清水を応援してきた俺にとっては初めて心からブーイングを浴びせた。悔しい、悲しい、怒り、憤り、それしかなかった。
こんなプライドのかけらもない試合を見せられて、試合後に拍手や「エスパルス!」コールしたサポーターが俺には到底理解できない。
心からのコールか皮肉を込めたコールかなんてどうでもいい。あんな試合に対する答えはブーイングだけだと俺は思う。
応援リーダーの取った行動は俺は理解できる。君は間違っていないよ。
ゼムノヴィッチの采配にも疑問がある。まず久保山のスタメン起用。
タイプが違うのにバロンとポジションが重なる、球際での弱さが目立ち、もう5試合見たが充分だ。
今こそ相手DFの裏を狙い続ける横山の出番ではないか?
試合中、久保山を下げてノボリを入れたが、直後から2失点。
しかも途中でツビータ投入時に明らかに噛み合ってないノボリやアレックスでなく康平を下げてしまった。
この直後にも失点。しかも交代枠3人のところ、実際は2人しか使っていない。とにかく最後の最後まで手を尽くしてほしい。
選手に関しては特にアレックスがひどかった。独りよがりの強引なドリブルは人数をかけて守る名古屋の思うツボ。
他の代表組、戸田と市川も明らかに動きが悪かった。
康平も交代に納得いかず、ベンチ前のドリンクを蹴り上げていたが、悔しかったら次に結果を出すしかない。
監督を見返すぐらいの気概を持って欲しいし、期待したい。
今回の惨敗でまだ1敗なんて思っている人もいるが、前節のコラムで書いたように勝ち点で考えれば2敗と同等だ。非常に痛い敗戦。
この惨敗で選手、監督がどれだけの事を学んだか?中断までの残り2試合で形にして欲しい。惨敗を無駄には出来ない。
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