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不完全燃焼。

2002.12.25(WED)
THE 82nd EMPEROR'S CUP QUARTER FINAL
vs SANFRECCE HIROSHIMA
1-3 LOSE
at NAGASAKI PREFECTURAL SPORTS PARK ATHLETIC STADIUM(ISAHAYA)

 果たしてこの試合に完全燃焼できた者がいたのだろうか。今季を象徴するような不完全燃焼で今年のエスパルスは幕を閉じた。

 試合全体を通して、とにかく戦術や個人能力以前に相手に完全に体力で負けていた。強烈な風が吹く中で風上に立った前半こそ細かくパスを 繋いで自分達のペースで出来ていたのだが、後半になると相手の豊富な運動量からミスを連発。一度ボールを奪われると相手の素早いカウンタ ーに何度も脅かされ、相手の狙いに見事やられたという感じだろう。
 前半のアンラッキーなPKはともかく、後半の2失点とも相手が風上に立った後半から積極的にシュートを放っていただけに何故ボールを持った 人間への厳しいプレスが出来なかったのか、残念でならない。あれだけボールへの寄せが遅ければ相手は楽にシュートを打てるもの、決められ て当然の失点であった。特に後半最初の失点、自分達のFKから相手にボールを奪われて縦へのロングパス1本で完全に抜かれて、そのチャンスを 相手がミスしたのにクリアすることも出来ずに、再びボールを持った選手に誰もプレスをかけずに失点。一番大事なボールを持った選手にマー クに行かないという失態、闘う気持ちがあればボールを持った選手に真っ先にプレスをかけろよ、選手達に闘う気持ちが俺には見えなかった。
 攻撃だってそうだ。前半何故もっとシュートを放てなかったのか。相手は風下の前半こそ耐えていたが、後半風上に立つとPKエリア外からも 積極的にシュートを放ち、それが結局は逆転に結びついた。シーズン通して言ってきたのだがミドルシュートの重要性をチームとして理解して いないのだろう。理解していたのは安貞桓だけだ。先制点に繋がるシュートを放っただけでなく幾度かミドルシュートを狙っていた。その意図 を他の選手、とりわけ2列目以降の選手達は理解できていなかったのが残念だ。劣勢の後半、終盤は俊秀も前線に立ちチャンスを作っていたが、 その場面でもシュートを打てるシーンで味方に折り返したり、打てずに相手に囲まれてチャンスを潰していた。何度でも言うシュートを打たな ければ点は入らない。それを本当に今年一年理解出来なかったようだ。

 とにかく、選手達が力を出し尽くしての敗戦だったらこれだけ言わない。一年通じて監督の不可解な采配、不明瞭な戦術に悩まされたのは事 実だが闘う選手達が力を出しきったとは思えない。それが悔しくてならない。俺達の愛するチームの力はこんなもんじゃないだろ?来年こそ俺 達を、世間を見返して欲しい。

 そして、この試合を最後に去る選手達へ。
 克己、長い現役生活本当にお疲れ様。今度は指導者としてエスパルスを蘇らせてくれ。
 バロン、最後のゴール、センターフォワードらしい泥臭いゴールしっかり見届けたよ。またいつか、君を同じチームの仲間として応援できる 日が来ることを祈ってる。それまでは敵として闘うことになるかもしれないが、その時は遠慮無くブーイングさせてもらう。それだけ君は脅威 なんだ。
 横山、いくつもの印象に残るゴールありがとう。君の登場はゴール裏を何度も勇気付けてくれた。
 ペツェル、体を張った迫力のある守備とセットプレーからの豪快なヘッドを忘れないよ。
 古賀、守備ならどこでもこなしてくれただけでなく、突然目覚めた攻撃能力の凄さは忘れない。
 谷川、深澤、ジュニーニョ、清水では芽が出なかったのかもしれないがまだまだサッカー人生これからだ。いつか俺達を見返すような活躍を 見せてくれ。その時は俺は悔しい想いでいっぱいになりながら、心の何処かで君達の活躍を祝うよ。

 これで今年の混乱し続けたエスパルスは幕を閉じた。この屈辱にまみれた一年をいつか笑って振りかえることが出来るようにする為にも来年 こそプライドを賭けて闘え!エスパルス!



勝利への渇望。

2002.12.22(SUN)
THE 82nd EMPEROR'S CUP 4th ROUND
vs SHONAN BELLMARE
3v-2 WIN
at NIHONDAIRA STADIUM(SHIMIZU)

 J2相手に延長までもつれ込む試合、決して誉められた試合内容ではない。しかし、前節よりも感じ取れたことがひとつあった。選手達の 勝利への渇望、勝ちたいという気持ちが時間が進むにつれて感じ取られる試合だった。勝利に飢える気持ち、これが延長に入っての圧倒的 なサッカーへと繋がっていった。またチームは一歩前進した。

 序盤から守備がいい加減。マークがずれ、湘南の2列目熊林などの飛び出しに全く対応できない。数々のピンチをGK羽田のファインセーブ などで防ぐも、7分には湘南の左CKからのヘッドが一度はバーに救われるもののクリアボールを湘南DF時崎に押し込まれて失点。しかし直後 の11分、自陣からノボリが左サイド前方アレックスへロングボール、これにアレックスが直前のフェイクの動きで相手を置き去りにしてセ ンタリング、ここにゴール中央に走り込むバロンが豪快なダイビングヘッドを決めて同点に追いつく。このバロンの得点によりチームは落 ちつきを取り戻すが、湘南の素早いプレスに対して清水の攻撃は時間をかけすぎる。特に一旦ボールを奪われると左のアレックス、右の康 平の両サイド上がった裏を再三つかれてピンチの連続、ここを踏ん張ったのが久々のスタメン出場の俊秀、体を張ったディフェンスで相手 の攻撃を跳ね返す。一方の清水の攻撃もバロンのポスト、安貞桓のキープからアレックス、康平、テルがサイドに飛び出してチャンスを作 る。また、安貞桓は厳しいマークにあいながらも振りの早い意表をつくシュートを放つなど、徐々に流れを掴んで前半を終了する。
 後半に入ると運動量の落ちてきた湘南に対して、清水はダイレクトパスを多用したプレーを繰り広げる。ノボリ、安貞桓をサポートする ようにテルがボールに絡み試合を有利に進める。しかし、一旦ボールを奪われると素早いカウンターを何度も食らい、積極的な上がりを見 せるテルのカバーを誰も出来ず、吉田のワンボランチ状態となり負担が大きくなってしまった。ここで、極端に動きが落ちた康平をイチと 交替、吉田も戸田と交替するが、この交替が珍しく当たり、もう一度チーム全体の運動量が上がって試合を優位に進めた。
 そして78分、左サイドからアレックスがドリブルで上がり相手DFのチェックを受けるがタイミングをはずしたニアサイドへの低い弾道の センタリング、これに相手DFを振り切って中央から走り込む安貞桓が右足アウトサイドで合わせ、ちょこんと角度を変える技ありのシュー ト、これが決まって勝ち越す。このゴール、どうみても手詰まり状態の攻撃に見えた中で、アレックスと安貞桓の2人だけのイメージが見事 にシンクロした想像性溢れる見事なゴールだったのではないか。 ところが1点リードも束の間だった。2分後の80分、カウンターから右サ イドの湘南DF梅山のクロスにゴール中央全くのフリーの戸田にヘッドを決められて同点にされる。この場面でもDFがファアサイドばかり気 になり前に入り込んだ選手のマークが全く無いという失態。嫌な雰囲気となるが、それでも試合は終始清水ペース、途中から入った戸田が 相手のカウンターの芽を摘み、俊秀も前への積極的なチェックで高い位置で相手の攻撃を防ぐ。しかし、攻撃の方は何度も訪れた決定的な チャンスにシュートが真正面であったり、湘南GK鈴木正人のファインセーブにあい90分を終了、延長戦に入る。
 延長に入っても圧倒的に攻めるが、相変わらずバロンのヘッドは真正面、アレックスのボレーは湘南GK鈴木正人のファインセーブなどに あい得点できない。それでも相手のクリアボールを戸田、俊秀が拾いまくり、ほとんどの時間を相手陣内で過ごす。一度だけ決定的なピン チがあったものの相手のシュートが力なくゴールの枠を逸れていく運もあった。そうしてPK戦も覚悟した延長後半ロスタイム、おそらく最 後のプレーと思われたが安貞桓が横山と中央でワンツーから右のテルに開く、これにテルがパスを出したあとフリーで走り込んだ安貞桓へ ピンポイントのセンタリング、これがゴール隅に決まって劇的過ぎるVゴールを決めた。

 勝つには勝ったものの相変わらず守備には非常に不安が残った。昇平、克己が不安定なボールさばき、そこを相手のFWの献身的なプレス を受けてあたふたしすぎ。周りも動いてフォローする、声も出すといった基本的なことも出来ていない印象を受けた。先週から何ら改善さ れていない点が非常に今後も不安だ。その中で久々のスタメン出場の俊秀の体を張ったプレーは光っていたのではないか。危機感がそうさ せたのか、非常に気持ちのこもったプレーを見せてもらえた。特に延長に入ってからの後ろを考えずに積極的に前にプレスをかける姿勢。 これが中盤での激しいプレスと高いボール支配率を生み出し、延長を終始有利に戦うことの出来る要因になった。これを他の2人にも期待し たいんだ。ここから中2日の連戦、修正しきれるとは思わない。そうなった時に大切なここは抜かせない、競り負けないといった気持ち。そ ういうものを見せて欲しい。
 また、両サイドの裏を吉田のワンボランチ状態でカバーさせるのは無理があった。テルが上がった際の吉田やノボリ、康平あたりとの連 動性が感じられなかった。テルの攻撃に関してのここ最近の動きを見ると非常に効果的なだけにそういう場面でノボリには下がってもらう などの連動性を期待したい。そういう意味では途中から入った戸田は2失点目のシーンこそ、センタリングを上げた選手のマークを外すとい うボーンヘッドがあったもののワンボランチの際には非常に効果的な運動量と激しいプレーを見せてくれた。ここから徐々に調子を上げて くれることを期待したい。おとなしい選手が多い中で、彼のような熱いプレーもまたここから先は必要になってくるはず。
 不安だらけの守備に比べて攻撃の方は相手のサイドに対抗するようにサイドにこだわって徹底的に攻め続け、1点目などは昨年あったバロ ンを活かした本来の攻撃だったのではないか。アレックスもアシスト2本と試合から消える時間帯こそあったものの仕事をした。また、右サ イドで守備に終われた康平に変わり、そのスペースをテルが積極的に上がって埋めていた。惜しむらくはリズミカルにパスを廻す時間帯も あったものの、相手のプレスにあうと苦し紛れなパスが目立っていた。そういう場面でこそ味方のフォロー、フリーランニング、こういっ たものが必要なはず。これさえ出来れば、昔のような流れるようなパスワークが戻ってくるはず。

 MVPはやはり苦しい試合で点であわせる仕事をした安貞桓だろう。短いステップからのシュート、強烈なシュート、巧みなターン見事な技 術を見せてもらった。確かに熱さを通り越した短気な面、ボールを持ちすぎる面と問題もあるが、アレックスとのコンビで挙げた1点目、パ ス&ゴーの基本を実践したVゴールなどその仕事ぶりは実に見事だ。彼に頼らないと攻撃の組み立てが出来ない現状を考えるとやはりいても らわなくては困る選手だ。今現状のトップ下はやはりノボリより安貞桓のほうが合っているような気がするのは自分だけではないだろう。
 また、テルもコンスタントに活躍している。この日は前への積極的な意識を何度も見せたし、安貞桓のフォロー役として前目の位置でかな りサポートしていたと思う。決勝点も精度の高いセンタリングだった。右サイドで苦しんでいるイチ、慣れないポジションで悪戦苦闘の康平、 この2人もテルから何かを学び取って欲しい。センタリングの質がやはり違う印象を受けた。

 この日の試合後克己の引退セレモニーが行われた。清水の10年間を支えつづけ、何も無いチームに真っ先に飛び込んでくれたかけがえの無 い人だ。まだまだ引退は早過ぎるが少しでも勝ちつづけて元旦までその勇姿を目に焼き付けたい。バロン、ペツェル、横山もそうだ、さよな らはもうすぐ来るが、ひとつだけ違うさよならがある。元旦の空、喜びに満ち溢れた中での前向きなさよならをする為にまだまだ勝ちつづけ よう。元旦国立まであと2つ。出口はすぐそこだ。



勝って兜の緒を締めよ。

2002.12.15(SUN)
THE 82nd EMPEROR'S CUP 3rd ROUND
vs SAGAN TOSU
4-2 WIN
at NIHONDAIRA STADIUM(SHIMIZU)

 勝ってもなお油断することなく気を引き締めろという意味の諺だが、まさしく昨日の試合にピッタリであろう。一発勝負のカップ戦は 内容よりも結果が大事。それはわかっているが、内容を考えると次の試合へ向けて大きな課題を残したスタートと言える。

 前半からボールこそ支配するのだが、各自の動きがバラバラ、この日は両サイドに右は康平、左はアレックスを起用したが中途半端な 位置で攻撃に絡むことが出来ず、前線への飛び出しも無い。それでも安貞桓の突破、テルの飛び出しなどで時間が経つにつれてチャンス が増えるものの、シュートがゴールマウスで待つ相手DFに2度も弾かれ、ゴールの枠をわずかに外れるシュートも数度あった。守備の方も 時折食らうカウンターにペツェルや克己が抜かれてピンチとなるも相手のシュートミスに助けられる。この嫌な雰囲気のまま前半を終了する。
 その嫌な雰囲気を前半消えていた両サイドが振り払う。後半いきなり46分、テルのボールカットから細かく繋ぎ、左サイドから抜け出 したアレックスが強烈なシュート、GKシュナイダーが弾いたこぼれ球をノボリが押し込み先制。さらに49分には右から康平がゴール中央 のノボリへピンポイントのアーリークロス、ノボリのヘッドはバーを弾くもその跳ね返りをバロンが押し込み追加点。この時点で鳥栖の 守備が前半の素早いプレスとうってかわって動きが落ち、1対1においても簡単に抜かれ出す。プレスが甘いと見るや安貞桓は約30mの距離 で強烈なミドルシュート、鳥栖GKシュナイダーが反応を誤るほどの強烈なスライスをしたシュートはバーに弾かれるが、そのシュートが 鳥栖GKシュナイダーに大きな動揺を与えた。直後の60分、どうでもないPKエリア外のルーズボール、GKシュナイダーは素直にクリアすべ きところで緩慢な動き、ここにバロンが諦めずにボールを追いかけて奪ってからノボリに折り返し、ノボリは戻ったGKを切り返しで交わ してから冷静にシュートを決めて決定的な3点目。
 だが、安貞桓が鳥栖DF前田浩二のラフプレーに激高、安貞桓と前田は掴み合いの喧嘩寸前となるプレーから流れはおかしな方向へ行く。 79分、相手の右サイドからのカウンター、清水は守備陣が戻りこそするが、マークがバラバラでファアサイドでフリーの鳥栖FW小石にわ たり、小石は余裕を持ってカーブをかけたシュート、GK羽田の手を超えてゴールネットを揺らされる。ここから両サイドの裏を何度もつ かれる。ペツェル、克己、昇平の3バックは簡単に1対1で抜かれるシーンが出てくるなど不安定。ロスタイムにアレックス、テルのコンビ で左サイドを突破し、テルがゴール中央に折り返し、ここに走り込む吉田がゴール右隅ぎりぎりに正確なシュートを放ち4点目を取ったも のの、その喜びを打ち消されるように直後のプレー、ロングボールを鳥栖FW森田がヘッドで折り返し、ここにまたも小石が昇平の緩慢な マークをあざ笑うかのように1点目と同じようなカーブをかけたシュートを決めてしまう。ここで試合終了。

 勝ったもののあまりすっきりとはいかないところが現状を表している。守備は前半から相手の個人技に何度か抜かれていたうえに、点 差が開いた後半は緩慢な動きでプレスがいいかげん、相手に簡単にシュートを許して決められたうえに、2失点目もほぼ同じようなシュー トを決められた。守備陣では唯一頑張りが目立った羽田も防ぎようが無い。もう少し相手へのプレス、チェックを仕掛けるべきではない のか。ペツェルは試合が進むにつれてスライディングが相手にかわされる場面が目立ち、味方のカバーがない状態での軽率なプレーが目 立った。昇平も軽率なパスミスが見られたし、逆にいつもの体を張ったプレーが見られなかった。
 攻撃もそうだ。4点「も」取ったではない、4点「しか」取れなかったと思える。安貞桓、テル、アレックスの動きに相手は悪質なファ ウルでしか止められていない状況、その中で前半から何度も訪れた得点機を決められなかったのはいただけない。シュート数自体は多か ったと思うが、それでもゴール前でシュートを打てる状況で後ろに戻したり、持ち過ぎてチャンスを潰したり、まだまだシュートを打て たはず。後半開始早々の連続得点で一旦は相手の緊張の糸を切ることが出来たように、早い時間帯の得点があればもっと楽な戦いができ たのではないのか。

 こんな試合だが、MVPはテルだろう。とにかく前半から高い位置でボールによく絡んでいた。右サイドのフォローにも何度も顔を出し、 後半開始早々の先制点も彼のタイミングのいいプレスからだった。今年は全く存在感の無い試合を何度も見せられていたが、やはり彼は 守備は当然だが攻撃に関してももっと積極的に絡んでいって欲しい。それが彼の持ち味でもあるし、昔は何度も見せてくれたドリブル突 破なんてのもまだまだこれからも見せてくれ。
 ノボリも結果を残してくれた。勝負どころを分かっているというのか、後半の連続3得点全てに絡んでいた。前半は低めの位置だった が後半FWの高い位置で積極的にシュートを狙ってくれたし、冷静に相手をかわして決めた2得点目も見事。今回だけでなく今後もゴール に積極的に絡むプレーに期待したい。
 安貞桓もやはり相手が格下ということを差し引いても好調が持続しているようだ。ドリブル、パス出しだけでなくあの強烈なシュート にはお金を払った価値がある。ただし、いくら相手が悪質なプレーを繰り返していたとしても簡単にキレないで欲しい。それだけ熱く闘 っているという気持ちは伝わってくるのだが、あの揉み合いは一歩間違えれば当事者2人とも退場なんてことにも成りかねない。短期決 戦の天皇杯においてはどうか耐えて欲しい。
 イチの替わりに出た康平は守備に比重を置いていたとはいえ、後半いきなりピンポイントのアーリークロスで結果を出した。対するイ チは途中交替で出場したが中途半端なプレーが目立ってしまった。失敗する以上に消極的な姿勢、チャレンジしない姿勢はみたくないも のだ。まだまだ悩みは続くのだろうが、早く這い上がって来い!俺達は期待してるから厳しい目で見させてもらうよ。
 最後にバロンについて、今日も前線で体を張って起点となっていた。ボールが欲しくて下がってきてしまう場面も見られたが、それは 今年1年のチームの責任でもある。バロンにはまだまだこれだけ出来るんだというところを是非とも見せて欲しいんだ。この大会で清水 とは最後になってしまう方向だが、まだまだ俺達は期待するよ、ここでゴールを量産して再びチームと契約してもらって、来年もいてく れることを。だから、深々とゴール裏にお辞儀をしないでくれ。バロンの気持ちが痛いほど伝わってくるが、そうされると本当にこれで お別れということを実感してしまうから。

 とにかく、勝ったものの問題は残されているから素直に喜べないところはある。しかし、勝ち上がるチームは次の試合までにその内容 を吟味し、修正する猶予が与えられるわけだ。次の相手はJ2湘南。相手はJ2と言えども油断してはならないことはこの試合で痛感してい るはず。次もまた勝って課題を持ち帰ってひとつずつ前に進もう。