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球際の甘さ。

2005.07.23(SAT)
2005 J-LEAGUE DIVISION-1 18th LEG
vs URAWA RED DIAMONDS
0-1 LOSE
at SHIZUOKA STADIUM ECOPA(FUKUROI)


 攻守における球際の甘さが勝者と敗者を分けた。決めるべき時、抑えるべき時、大事な時に競り勝てない事の積み重ねが如実に結果として出た。 この悔しさを同じ相手と闘う残り2戦で晴らすしかない。

 試合は序盤から清水がサイドからチャンスを作る。5分には左CKから初のキッカーを務める圭輔が山西へパスのショートコーナー、パスを受けた 山西がゴール前にあげたクロスにジェジンがヘッドで合わせるもののこれがバーに弾かれる。清水はその後も浦和にボールこそ支配されるものの両 サイドの突破を人数をかけて守り、テウクと圭輔の縦への早い突破でチャンスを次々に作る。圧巻はテウクで21分には相手選手を次々にかわして最 後は浦和MF山田を引きずりながら突破してクロスをあげるなど前半は攻撃の起点となっていた。しかしどうしても点が奪えないまま前半終了となる。
 後半に入っても清水ペースで進んでいたがここで落とし穴が待っていた。55分に浦和のセットプレーを一度は跳ね返したもののクリアボールをす ぐに拾われて左サイドに出され、ここで待っていた浦和FW田中達也が素早くファアサイドにクロスボールを放り、ここにセットプレーで上がったま ま残っていた浦和DF闘莉王が清水DF陣のマークを振り切ってヘッド、これが決まってしまい先制を許す。これで落ち着いた浦和はゴール前の守りを 厚くしてカウンターを狙う。一方の清水は70分に圭輔を下げて怪我から復帰した純平を、更に76分にはテルを下げてノボリを投入するがゴール前に 人数を増やした浦和の守備の前に単調な攻撃を繰り返すばかりで逆に中盤のミスから度々浦和FW田中達也を中心としたカウンターを受けてしまう。 これはDF陣と西部の頑張りで防ぐが時間ばかりが進んでしまう。82分にはゴール真正面PKエリアすぐ外の位置でFKのチャンス、キッカーのノボリが 直接狙ったシュートは相手DFに当たりコースが変わりゴールマウスに向かうがこれは浦和GK都築のファインセーブに阻まれる。この後も財津を投入 して最後の最後までチャンスを作るが結局1点は最後まで遠く試合終了となった。

 攻めも守りもここ一番での勝負に勝てない結果がそのまま出てしまった。攻撃は前半は両サイドを突破することでチャンスも得ていたが、とにか くジェジンがこの日はことごとく決められなかったのが痛かった。どうしてもジェジン次第の状況に陥っており、彼の出来がそのまま結果に出てし まっている。だが、例えばジェジンが落としたところや合わずに後ろに流れたところに誰か一人でもいたならば点は奪えている。システム上の問題 かもしれないがフォローするべき、久保山や圭輔、テウクの得点への高い意識が更に求められると言えよう。また西野や財津などを流れを変えるサ ブとして起用してみたが残念ながら今のところ結果が出ていないならばまだサテライトで上を目指して結果を出し続けている選手もまだいるはずだ し、そういう選手を起用する勇気を健太さんには求めたい。
 守りにしても90分通して浦和のFW田中達也に対してよく対応していたが、一瞬の甘さが命取りだった。失点の場面、クリアをした時点で押し上げ も無ければマークもいい加減であった。そしてクリアボールを奪われて繋がれ、チェックが遅れて自由にクロスボールをあげさせ、更に残っていた 敵の選手へのマークも遅れていた。本当に一瞬の集中力の欠如が連鎖となって勝敗を分けることになった。まだまだ甘いということを痛感したので はないだろうか。いや、痛感して欲しい。点が取れようが取れまいが守備陣の基本は無失点、開幕当初はまだその高い守備意識があったのにそれが 最近欠けてきているのが非常に不安である。一方の浦和、悔しいが最後に清水の猛攻を受けながらもGKをはじめ体を張って守っていた。あの姿勢を 清水にも見せて欲しい。
 さて、久々のエコパでのホームゲーム、残念ながらメインスタンドやバックスタンドは寂しい入りであったが、ゴール裏は結構埋まったように思 える。サポーターもスポンサーのグリコより配られたスティックバルーンを持って応援に参加してくれる人もいた。スティックバルーンについては 賛否両論あるが応援を初めてやる方や声を出すのがまだまだ恥ずかしい方にとってみれば応援に参加しやすいグッズであると思う。もちろんこれを きっかけにやがては道具に頼らない手拍子と声中心の応援になっていけばそれが一番理想的な形であろう。JALからもうちわやTシャツが配られるな ど、運営側も久々のエコパ開催を盛り上げようとしていた。だが試合後、スタジアムからサポーターが停めている駐車場までのシャトルバスはいつ まで経ってもこない状況。しかも周辺道路が大混雑した点などの運営側のミスは非常に残念であった。

 そしてこの事に触れておかねばなるまい。試合後のサポーターの反応である。チームのコールをする者、ブーイングや辞めろコールをする者、個 々に思うところがあっての行動だろうが、去年のどん底の成績を思い出して欲しい。今年は言い方は悪いが残留できれば御の字ぐらいの最底辺の状 況からのスタートであり、俺達は這い上がるしかないんだよ。その為にリバイブという歌も作って選手もサポーターも一からの出直しを誓って作っ たのに俺達は強いとかサポーターは勘違いをしていないか?どんなに弱くとも諦めない姿勢を見せた試合ならば俺はコールを選ぶ。前々節のFC東京 戦と比べれは明らかにこの日の選手には最後まで試合を捨てない闘う気持ちが俺は感じた。ただむやみやたらに負けたからブーイングするのは厳し いのとは違うし、選手に高望みをしているのに自分たちは応援したからブーイングは当然だと甘えていないか?本当にブーイングすべき時は嫌でも 来ると思うし、そこでありったけの想いをこめてすればいい。そういう目を養って欲しいし、だいたいそれを出来るぐらいの応援をまずは自分たち がする事だ。もっと自分たちに謙虚に真摯に追求して応援していこうじゃないか。

 浦和との試合はまだこれから2試合残っている。リーグ戦はひとまず中断となるが、9年ぶりのナビスコ杯制覇に向けた闘いが新たに始まる。今度 は聖地日本平、浦和には何年もこの地で敗北を味あわせている。だからこそ、ここで何としても勝って優位な状況で敵地に乗り込みたい。今日の負 けた悔しさを聖地日本平で爆発させよう。



メンタルスポーツ。

2005.07.17(SUN)
2005 J-LEAGUE DIVISION-1 17th LEG
vs GAMBA OSAKA
3-3 DRAW
at EXPO'70 MEMORIAL STADIUM(SUITA)


 試合終了直後、落胆のホームゴール裏、歓喜のアウェーゴール裏。お互い勝ちを逃した試合で痛み分けと言えるのに追いついた立場から すると大きな引き分けであった。サポーターも選手も諦めない事が改めて大切であり、つくづくサッカーはメンタルスポーツだという事を 痛感した。

 試合は序盤から動く。清水は久保山のボールキープから左サイドをオーバーラップした山西へ、山西のクロスボールをテウクが足でコー スを変えてファアサイドにいたフリーの圭輔へ、圭輔が思い切って放ったシュートが決まり早くも清水が先制する。この後も右から圭輔、 左からテウクの両ウイングの突破でチャンスを作るが決められないでいるとG大阪の猛攻が始まった。FWフェルナンジーニョと古巣の清水ゴ ール裏からブーイングが浴びせられていたアラウージョの中央突破から何度もチャンスが生まれ、両サイドも破られる状況。更に守備陣も 自陣で相手選手にパスしてしまうなど不安定な状況になる。そこからFW大黒やアラウージョ、フェルナンジーニョに次々に決定的なシュー トを許すがこの日はGK黒河が大活躍、数々の決定的なシュートを弾き出してゴールに鍵をかけ、結局前半は1点リードのまま折り返す。
 後半に入っても劣勢の状況は変わらず。G大阪のスルーパスに守備陣はマークがずれて度々ピンチに陥る。そこで健太も57分に久保山を下 げて岩下を投入してトレスボランチにするが今度は両サイドから崩され始める。そして63分、右サイドからフェルナンジーニョがドリブル で中央に切れ込んでミドルシュート、これが決まってしまい同点にされる。しかし、やっと同点に追いついた安堵と喜びからかG大阪の選手 達が全員水を飲むか喜んでいて試合がなかなか再開されない。65分にようやくG大阪の選手がピッチに戻って再開されたがここで緩んだ気持 ちを清水は集中を切らさず狙っていた。再開直後に中盤でボールをキープしたテルからDFの裏を狙って走るジェジンに浮き球のパス、これ をG大阪DF宮本が空振りして後ろにこぼれたところにジェジンが奪ってGK松代と1対1、冷静にコースに流し込んだシュートが決まり再び突き 放す。
 この後も相手の猛攻を受けながら耐え続ける清水、GK黒河だけでなく体を張って守る森岡や俊秀の奮闘もありこのまま逃げ切るかと思わ れた88分、ここから悪夢が始まった。G大阪の左CK、キッカーの遠藤がクロス、ここに後ろからフリーで走り込むアラウージョがヘッド、 これが決まり同点。ここで清水も圭輔を下げてノボリを投入するが、再開して最初のプレー、右サイドでイチとノボリの息が合わずにプレ スをかけたアラウージョにボールを奪われカウンターを許し、最後はフェルナンジーニョのスルーパスを受けたアラウージョがGK黒河との 1対1からボールを浮かせてシュート、これが決まり遂に逆転を許す。もはやここまでと思われた試合。だがここでもG大阪は同じミスを繰 り返した。逆転ゴールに興奮したのか1点目と同様になかなかピッチに戻らず試合が再開されない。一方の清水は最後の最後まで諦めてい なかった。相手クリアボールを拾った岩下が中盤でドリブル、ここから前線のテウクに当てたボールを受けたテルが左サイドの裏を抜け出 すノボリにスルーパス、ノボリのクロスは一度は相手DFに防がれるがこぼれ球を再び折り返し、ニアサイドで待っていたテウクがスライデ ィングシュート、これが決まって同点に追いつく。このまま試合終了。最後の最後で勝ち点1をもぎ取った。

 正直に言えば勝てたかもしれないが、負け同然の内容と展開を最後に引き分けまで持ち込んだ事を素直に評価したいと思う。1失点目、 そして逆転された後、この2度とも心に隙を見せていたG大阪に対して清水の選手は虎視眈々と狙っていた。事実、直後の2得点は難しいプ レーはせずにシンプルに縦に突破を狙った結果の得点であった。逆に終盤追いつかれた直後、素早くボールを奪ってセンターサークルまで 戻ったG大阪に対して明らかに清水の選手は落胆していた。その結果が直後の一度は逆転となる失点に繋がった。もともと今年は押される ような展開の試合も多かったし、劣勢はいつでもあったのだから、こういうピンチでこそ精神的にもっとタフになって欲しい。
 攻撃に関しては1トップの気味のジェジンに右の圭輔、真ん中の久保山、左のテウクという組み合わせであったが両サイドの積極的なプ レーがいい流れを生んでいた。ジェジンも最近決めていなかったGKとの1対1を冷静に良く決めてくれた。テウクもロスタイムの得点は突破 だけでなくシュート、ゴールへの意識が高くなっていた証拠であるが、最後の同点後に出来れば喜ぶよりもまだ時間はあったのだから素早 くボールを奪ってセンターサークルに戻って最後まで勝利にこだわって欲しかった。圭輔も思い切りのいいシュートは見事であったが、後 半何度か訪れたカウンターのチャンス、圭輔のプレーに迷いが見られ、シュートすべきタイミングを失っていた点は今後の課題であろう。
 守備の方も結果として3失点ながら黒河の活躍は素晴らしかった。特に前半は何度もフリーの状態でシュートを許しながらも抜群の反応 で防いでいた。後半の3失点も相手のシュートも見事なだけであり、むしろあれだけ攻められながら3失点で済んだのは彼がいたからこそで あった。ただしDFに関してはここにきて疲れが来ているように感じた。相手の突破を恐れるあまり飛び込めずにフリーでシュートを許した 1失点目、失点への恐怖からゴールマウスに張り付いて相手へのマークを怠った2失点目、そして簡単にスピードで突破された3失点目、シ ーズン序盤はこういった場面でも最後の最後に体を張っていたが序盤からあれだけ攻められては厳しいところ。7月の6連戦、4バックは全 て同じ選手を起用し続けているだけにこうなる結果は目に見えていた。ならば今こそDF陣だけでなくチーム全体にフレッシュな戦力を加え て建て直しを指揮官の健太にはやってもらいたい。今こそベンチワークを問われるのではないだろうか。

 サポーターにとってもメンタル面でのタフさを身に付けて欲しい。終盤相手の同点ゴール、逆転ゴールと失点の度に落胆の空気が流れ、 応援の声も小さくなっていた。確かに非常に痛い失点であるのは分かるが、だからこそ心を強く持って欲しい。事実何人かのサポーターは 失点にもめげずみんなを煽って励ましていた。そのサポーターと諦めない選手の姿勢が最後の同点ゴールに繋がったと信じている。今年は 本当に辛抱する年であるはず、これからもどんな困難な状況が待ち受けているか分からない。リーグ戦は今日で半分の17節、同じだけ、ひ ょっとしたらもっと厳しい状況が俺らに襲い掛かってくるかもしれないのにこんな所で挫けてなんかいられない。
 次節、6連戦の最後と共に折り返しの後半戦。相手の浦和には今年春にアウェー駒場で劣勢の状況を引き分けに持ち込んだ。今度はホー ム、絶対に負けられない。もう一度言う、アウェーで引き分けは確かに大きい、しかしそれはホームで勝ってこそ。選手もサポーターも6 連戦最後の踏ん張りを見せてくれ。



初心忘るべからず。

2005.07.13(WED)
2005 J-LEAGUE DIVISION-1 16th LEG
vs FC TOKYO
0-1 LOSE
at NIHONDAIRA STADIUM(SHIMIZU)


 選手もサポーターも今年のかける想いはどこに行ってしまったのだろう。初心を忘れたチームに当然の結果が突きつけられた。

 試合は序盤からお互いがサイドからチャンスを作る。しかし清水はジェジンが前線で孤立気味で、彼が落としたところに誰もフォローが 無い状態。古巣相手に燃え、試合前にはサポーターからも「20」と書かれたゲーフラで励まされていた由紀彦も全くボールに絡めない状況。 それでも20分には左サイドから山西のスローインを相手DF2人が躊躇してお見合いしてるところをテウクが奪いGK土肥と1対1、しかしトラッ プが大きくなり飛び出してきたGK土肥がはじき出す。一方のFC東京もサイドを突破するまではいいがクロスは不正確で何度も俊秀や森岡の 厚い壁に跳ね返される。結局前半は両チーム無得点で折り返す。
 後半開始から清水は由紀彦を外してノボリを投入して勝負に出る。しかし、ノボリが動き回ってチャンスを作ろうとするが前半以上に味 方選手の動きが無く次第にボールは無難に足元ばかりを繋いで相手を崩せなくなる。そして62分、FC東京は右サイドを突破してFWルーカス がドリブルでPKエリア内に侵入するも清水のDFは誰もチェックに行かないところで角度のないところから思い切ってシュート、DF陣と黒河 の間を抜けたグラウンダーのシュートはゴール左隅に吸い込まれるように入ってしまい失点。ここで健太も久保山を下げて圭輔、更にボラ ンチのテルを下げて前線に西野を投入して反撃をしようとするがこの日は最後までちぐはぐなままで、後ろからは単調なゴール前への放り 込み、サイドからチャンスが生まれてもラストパスの不正確さと運動量の無さで最後まで相手を崩せずに試合終了となった。

 この試合にかける想いがそのまま差になった。FC東京も決して良かったわけではない。むしろ前半などは連携ミスから思わぬチャンスを 清水に提供してくれたし、攻撃もちぐはぐだった。それでもFC東京が勝ったのはボールを最後までしつこく追って体を張って守っていたか らだ。それが出来ていたか出来ていなかったかの差であった。例えば失点シーン、誰がチェックに行くのか曖昧なまま侵入を許し、シュー トもDFとGKがお互い反応が遅れた。自分がやってやるんだという思考でなく、誰かがやってくれると思ってないか?攻撃に関してもジェジ ンに頼りすぎて、そのジェジンの動きが落ちるとシュートシーンすらなかった。シュートシーンまで行けないのではない。シュートできる 時にしないで他人任せのパス。終盤の大事な時間帯でもゆっくりパスを廻しすぎて相手の守りを楽にさせていた。攻守共に目立っていたの は高さで中盤を支配し、長いパスでチャンスを作っていた和道ぐらい。他では噛み合っていなかったかもしれないが俺がやってやるという 気持ちを見せてくれたノボリぐらいであろう。
 それとこの連戦で選手の疲労も相当限界に来ているのであろう。この点で健太には思い切った人材活用で打開を図るなどの方策を考えて 欲しい。誰が入ってもやる事は一緒になるようにずっと戦術を一貫してやってきたはず。サテライトでも数多くの試合を組んで、その中で 結果を出し続けて上を狙っている若き人材もたくさん待ち構える。こういう時にやる気に満ち溢れた元気のある選手が起用されるようにな れば更にいい競争と結果をもたらすはずである。今年はこの正当な競争原理に基づいた選手起用で人材を何度も活かしてきた健太だが、一 部の選手は結果を出し続けているのにまだ起用されていない。この苦しい状況を乗り切る為にも絶対に選手の入れ替えは必要だろう。今こ そ健太の手腕も問われる。

 サポーターも初心を忘れていたのではないだろうか。アウェーのサポーターに気持ちで負けていなかったか?試合後に不甲斐ない味方サ ポーターに盛大なブーイングを見舞っていたがやはり自分達自身にもブーイングであろう。選手達の動きが明らかに悪かったが、一部の集 団からはちょっとした味方のミスに対するネガティブな声が聞こえた。シーズン序盤はボランチに慣れていなかった和道にそのようなネガ ティブな声が多かったがそれが無くなったら他の選手へ。結局自分たちが盛り立てるって気持ちが無い。試合後にいくらでも文句は言って いいから、せめて試合中は味方の背中を押す声を一人でも多く出してもらいたい。それが絶対に選手の力になるんだから。またサポーター は相手の順位を見て勝って当然とでも思っていたのだろうか?そこまで俺達は強豪だったのか?かっての王国復活を目指して選手もチーム もサポーターも立ち上がったはず。この敗戦は敗戦として絶対に忘れちゃいけないが次に切り換えよう。ここでズルズルいってしまっては 去年の二の舞。もう一度初心に戻って選手を信じよう。文句を言うのは後でいい。まず闘おう。



紙一重の快勝。

2005.07.09(SAT)
2005 J-LEAGUE DIVISION-1 15th LEG
vs VISSEL KOBE
3-0 WIN
at KOBE WING STADIUM(KOBE)


 結果も内容も快勝に見えたかもしれない。しかし前半のビッグプレーが全ての流れを変えた。誰もがあのプレーがなければと思ったかも しれない。それだけ紙一重のところを切り抜けた後に待っていた快勝であった。

 試合は序盤は神戸ペース、細かくボールを繋ぎながら清水のサイドの裏をしつこく狙う。これに対して清水は前線のジェジンに合わせよ うとするもののフォローが薄い。28分には神戸にセットプレーから繋がれて三浦淳宏から右サイドへスルーパス、山西がスライディングす るも届かず飛び出してきたMF朴康造がGK黒河と1対1からシュート、これを黒河が弾くもののこぼれ球をFW平瀬がシュート、しかしがら空き のゴールに戻ってきた俊秀がヘッドでクリアするスーパープレーで失点を防ぐ。この大きなプレーで全ての流れが清水へと動く。35分、中 盤で久保山の落としたボールをジェジンがハーフバウンドからボレーシュート、神戸GK掛川の手を越えてから急激に落ちたボールがゴール マウスに吸い込まれて先制点を奪う。更に43分には中盤で素早いプレスで神戸MF小島を囲い込みジェジンがボールを奪うと左サイドに抜け 出したテウクにスルーパス、テウクが相手DF2人をひきつけて久保山にラストパス、久保山は冷静にゴール右隅に流し込んで追加点。前半は このまま2-0で折り返した。
 後半に入り、神戸に攻められるもののこの日は俊秀の体を張った守りなどで相手の攻撃を食い止めるとその俊秀のクリアから試合を決め る3点目が生まれた。鋭い出足で相手スローインのボールを俊秀がヘッドでクリアしたボールが右サイドに開いていたジェジンへ、ジェジン が素早く前方に走り出したテウクにロングフィード、これにテウクが朴康造と競り合いながら抜け出してGK掛川と1対1からニアサイドを破 る素晴らしいシュートを決めて3点目。この後、神戸も1点を返そうと必死の反撃に出て、朴康造のミドルシュートなども生まれるがGK黒河 が指先で弾くなど素晴らしいプレーで点を許さない。余裕の出てきた清水は久保山、テウクを下げてノボリと圭輔を投入すると、替わって 入った彼らものびのびとしたプレーでチャンスを作る。最後にはジェジンを下げて投入された西野も必死のプレーでアピールをしていたが、 結局試合は3-0で終了。

 3-0というスコア以上に紙一重であった。特に序盤は相手にいいようにパスを廻されていたし、徹底して清水の左サイドを狙った攻撃をさ れていた。チーム全体としての守備も手薄だし、山西もここ数試合不安定なプレーを見せているだけにこの問題は早急に対応しなくてはい けないように思う。そんな中で今日のMVPは3点取った攻撃陣以上の活躍をした俊秀であろう。とにかく前半に相手のシュートをゴールマウ スに立ちはだかりヘッドでクリアしたプレーは試合の流れを変えた大きなプレーであった。後半に入っても危ない場面では体を張った彼の 守りが何度も危機を救っていた。3点目に繋がるヘッドのクリアだけでなく、セットプレーでも惜しいヘッドを放つなど攻守にわたる活躍で あった。また黒河もスタメン復帰後3試合目にしてようやく本来の力を発揮し始めた。1対1の場面でもよく反応したし、相手の難しいシュー トにも抜群のセーブで俊秀と共にゴールに鍵をかけた。ここ数年の不振で本当に悔しい想いをしてきたと思うし、そこで巡ってきたこのチ ャンスにやっと今までになかった気持ちもみせてくれてるような気がする。また和道も昨年後半に起用されて大きく伸びるきっかけを与え てくれた古巣相手にその成長した姿を見せてくれた。試合前には「4」と書かれたビッグフラッグでサポーターからの激励を受けていたが、 その期待に応えるように高さだけでなく正確なフィードを両サイドに散らすなど試合を重ねる毎に新たな能力を発揮しつつあり頼もしい限 りだ。
 そして3点を奪った攻撃陣もよくやった。ジェジンも大宮戦に引き続き、思い切りのいいロングシュートが決まった。清水でデビューして 最初のゴールも強烈なミドルシュートだったし、常にゴールをイメージしてシュートの意欲も高い点はなかなか結果の出せない西野あたり にも見習ってほしい点である。この日はジェジンの誕生日ということでサポーターから試合前には和道と同様に「18」と書かれたビッグフ ラッグが出て、試合後にはジェジンに花束が渡されたり祝福ムードの中、得点だけでなく2点目、3点目にも絡むなどまさしくチームの柱で あった。また、テウクも2試合連続ゴールとようやく本領発揮をし始めた。ドリブルも直線的でゴールに向かっている姿勢が見られるしまだ まだ得点を積み重ねそうな勢いである。また久保山も彼ら2人に負けじと決めるべきところで決めてくれた。彼ら3人が見事に噛み合って3得 点という結果はチームにとっても大きいであろう。

 この日はサポーターも人数こそ少なく、アウェー側の席も半分を柵で仕切られた中での応援だったが選手に乗せられるように徐々に盛り 上がっていた。一方の神戸は3点差になった以降は応援する者と応援をボイコットする者に分かれた。いろいろ考えがあっての事だろうがサ ポーターとしての役割を考えるとチームが非常に苦しい状況なのにサポーターがバラバラになっている場合じゃないように感じた。せっか く素晴らしいスタジアムを持っているし、メインスタンドもバックスタンドも埋まりいい雰囲気が作られていたのに肝心のゴール裏のサポ ーターは数が減って更にバラバラになっている事は残念に感じたと同時に自分たちがそういう状態になった時にはこうならないようにした いものだと思った。しかし、毎年来る度に思うのだがこの神戸ウイングスタジアムは雨の際には屋根が閉められ、またコンパクトで非常に 見やすい素晴らしいスタジアムであるが、屋根を締め切った状態での試合となると非常に蒸し暑い状況となり、ゴール裏には空調施設があ りながらそれが全く無意味の状態になっている。もう少し何とかして欲しいところだ。

 さて、連戦はまだまだ続く。水曜日には神戸と同様に低迷しているFC東京が相手である。ホームでなかなか勝ちきれない状況が続いてい るだけにここで下位のチームをしっかり叩けるかどうかが上位進出への鍵となる。また先週のような寂しい観客の中ではやはり選手の力は 出ないと感じる。この日の快勝を見れなかった人も見れた人も聖地日本平に駆けつけて選手への後押しを頼みます。1人の声の積み重ねが選 手のパワーになるはずだから。



変わりつつある。

2005.07.06(WED)
2005 J-LEAGUE DIVISION-1 14th LEG
vs NAGOYA GRAMPUS EIGHT
2-2 DRAW
at NIHONDAIRA STADIUM(SHIMIZU)


 試合終了後、挨拶に訪れた選手に対するサポーターの態度は様々であった。リバイブを歌う者、ブーイングする者、選手に激をとばす者、 サポーターにも釈然としない結果だったのだろう。しかし、同じ引き分けでもシーズン序盤と比べて変わりつつあるのを俺は感じる。復活へ の道はまだまだ遠いし険しいが、その道を着実に前へ進もうとしているのではないだろうか。

 アウェーでの鹿島戦から中2日で行われた試合、序盤から細かくパスを繋ぐ名古屋に対して清水はボールを奪うと素早く両サイドに球を散 らしてチャンスを作る。10分には素早いリスタートから左サイドでテウクが突破してフォローに来た山西へ、山西が思い切って打ったミドル シュートが名古屋DFの股を抜けて名古屋GK楢zアは弾くのが精一杯、このこぼれ球を出場停止明けのジェジンが押し込んで早くも先制する。更 にテウクやジェジンが左サイドを中心に次々にチャンスを作るが由紀彦のシュートがポストに当たり、こぼれ球に詰めていた和道のシュート もポストに阻まれ追加点が奪えない。いい流れで前半を終えるかと思われた44分、名古屋は右サイドからDF杉本がオーバーラップ、これを山 西が止められず、杉本は深く切れ込んでからグラウンダーの折り返し、ここに飛び出してきた名古屋FW本田が合わせてゴールが決まってしま う。サイドの守備の脆さを見事につかれた形で前半を終了する。
 後半に入って清水はテウクの素晴らしいゴールが決まる。49分、左サイドで相手のパスをカットしたテウクはチェックに来た名古屋DF古賀 正紘を素早い切り返しでかわしてシュート、GK楢zアの手を超えてシュートは鮮やかなカーブを描いてゴールマウスに吸い込まれた。更に56分 にはカウンターからテウクが相手をひきつけてからジェジンに絶妙なスルーパス、しかしこれはジェジンのトラップミスで飛び出してきたGK 楢zアに弾かれる。それでも中盤で細かくパスを廻す名古屋はミスが目立ち、ここから清水はテウクを中心としたカウンターで脅かす。57分に は由紀彦から圭輔へ交替し、右からも圭輔の突破でチャンスが増える。しかし70分に和道が自ら交替のサインを出して岩下と交替してしまう。 この交替から徐々に名古屋に支配されだして久保山から財津への交替直後の80分、名古屋にカウンターを食らい左サイドからMF藤田のパスを 受けたMF中村がミドルシュート、これが鮮やかに決まってしまう。中盤でのプレスが効かなくなりだした結果生まれた失点であった。この後、 何とか勝ち越しを狙うものの結局引き分けに終わった。

 前述したとおり試合後のサポーターの反応は勝ちを逃した、負けに等しい引き分けだったという雰囲気であった。確かに勝ち点1の事実は重 い。ただ前向きに考えれば引き分けの内容も進歩しているように感じる。シーズン前半の押されっぱなしで守りきった引き分けから、攻めて チャンスを作って点を獲ったうえでの引き分けに変わったその事実は大きい。出場停止明けのジェジンも1得点と結果を出した。やはり清水の 得点源というところをしっかりアピールしてくれたが欲を言えばもっと決めるべきところで確実に決められる選手になって欲しい。そしてこ の日は間違いなく一番活躍していたのはテウクであろう。左サイドからスピードに乗った突破で何度もチャンスを作っていたし、素晴らしい シュートも決めてくれた。暑くなるこれからの季節、相手DFも疲れが出てくるはずでそうなるともっと活躍が期待できる。圭輔も途中出場で チャンスを作っていたがテウクのゴールに向かう姿勢と比べるとまだまだ物足りない感じがする。圭輔もいいシュートを持っているだけに積 極的に狙ってみて欲しい。
 守備の方はやはり心配していた点がいくつか露呈した。テウクや圭輔などのサイドからの攻撃でチャンスを作っていた事もあって逆に攻め られた際に両サイドのイチ、山西に負担がかかっていた。彼らに負担がかかるという事はボランチのフォローが薄かったり、攻撃では頑張っ ていたテウクや圭輔も戻りが遅いという事になる。もちろん個々がもっと1対1での対人プレーで踏ん張って欲しい。しかしそれは自分たちが チャンスを作り、攻めている結果生まれた問題点。あとはチーム全体で2-1の時点でこれを守りきるのかそれとも3点目を獲りに行くかの意識 統一の問題をしっかりして欲しい。それでもこういう問題点が出るというのは今年の最初から比べれば一歩ずつ変わりつつある証拠であろう。

 サポーターも平日とはいえホームゲームに寂しい客の入りであった。しかし終盤のチャンスにはリバイブの手拍子にバックスタンド、メイ ンスタンドも応えて非常にいい雰囲気が出来ていたのは良かった。こうやって少しずつ、ゴール裏だけでなくスタジアム全体を包み込むよう な応援が出来てくればいいんじゃないかなと思う。ただ前回の対戦で浩太を悪質なタックルで負傷させた名古屋MF中村に決められてしまった のは残念で仕方が無い。試合前の選手紹介から、試合中にボールを持った時までゴール裏からは強烈なブーイングを中村に浴びせながら決め られたという事はやはり我々のプレッシャーはまだまだ甘いという事かもしれない。
 さてこれで6連戦の2試合を終えて1分1負、この後2試合は神戸、FC東京と順位が下で最低の目標であるJ1残留を目指すには絶対に負けられな い相手。この変わりつつあるチームを俺らの応援であと一押しさせよう。そういうひとつのきっかけでいくらでもよくなる。そういう可能性 を秘めたチームなのだから。もちろん応援もまだまだ可能性を秘めているはず。



崩れたゲームプラン。

2005.07.03(SUN)
2005 J-LEAGUE DIVISION-1 13th LEG
vs KASHIMA ANTLERS
1-2 LOSE
at KASHIMA FOOTBALL STADIUM(KASHIMA)


 現在首位の強敵に対して勝つ為のゲームプランも序盤で崩れてしまった。最後まで食らいついたが、したたかな鹿島に首位のチームと 発展途上のチームの差を見せ付けられた形となった。

 得点源のジェジンを出場停止で欠いた清水はしっかり守ってチャンスを狙いたいが、開始わずか1分でゲームプランが崩れる。FKから のクロスを一度は返すも本山に拾われて再びクロス、これをゴール前にいたイチがバックヘッドでのクリアをするが中途半端になり後ろ で待っていた鹿島FWアレックス・ミネイロに奪われシュート、これがGK黒河の股を抜いて決まってしまう。清水はサイドから時おりチャ ンスは作るものの中盤での相手のプレスに手を焼く。それでも24分には右サイドからイチのクロスにノボリが難しいバウンドをジャンピ ングボレーで合わせるが、このシュートを鹿島GK曽ヶ端のファインセーブに防がれる。結局リードを奪い、リスクを冒さず中盤の守りを 固める鹿島を崩せないまま前半を終了する。
 後半に入ってテウクを起点にチャンスを作るが、56分には清水のCKをクリアした鹿島がカウンター、左サイドに開いた小笠原がほぼフ リーの状態でクロスをあげ、ここにアレックス・ミネイロがマークについてた山西の前に入って合わせてシュート、GK黒河は一歩も動け ず2点目。ここでやっと目覚めたのか健太も積極的に動き、ノボリから圭輔、久保山から財津と交替する。この交替で右サイドが活性化 され、右から圭輔がチャンスを作り、テウクも決定的なヘッドを放つがクロスバーに阻まれるなどで時間だけが過ぎる。終盤にはこの日 は消えていたテルを下げてユースから今年昇格の枝村をリーグ戦初起用。前から積極的にボールを奪いに行き、87分には左サイドを粘り 強く崩してチャンスを作り、一度はクリアされるが鹿島は味方が倒れている事で足が止まる中、主審は試合を止めない為に清水は攻撃を 続け、左サイドにできたスペースに抜け出した財津がクロス、これを曽ヶ端がこぼしたところに詰めていた圭輔が押し込んで1点を返す。 しかし終盤は前がかりになったところを狙われカウンターを何度も食らい、GK黒河が必死に守るもののそれだけで時間が過ぎて試合終了。 今季アウェーで初の敗戦となった。

 とにかく序盤の失点が大きくのしかかってしまった。一番注意しなければならない時間帯、そこでチーム全体に集中力が欠けていた為 の失点である。イチ個人の問題に見える判断ミスにしてももしその時にGKはじめ周りからの声があればあんなミスは無かったかもしれな い。1ヶ月前の鹿島でのナビスコ杯の時と同様に序盤での早い時間の失点はチームを苦しめる事になったのに再び起こってしまった事が残 念であった。それでも久々にリーグ戦で起用された黒河は悔いが残る結果だったかもしれないが、2失点以上に決定的なピンチも防ぎ終盤 は孤軍奮闘していた。後は1失点目のような連携不足だけを解消できるようになって欲しい。そしてイチに関してもその後は決定的なチャ ンスを演出したり、シュートを狙うなどミスを取り返そうと頑張っていただけに次に頑張って欲しい。
 攻撃に関してはやはり西野とジェジンの差が出てしまった。ジェジンに頼り過ぎる問題はあったにせよ、彼はどんな時でも貪欲にゴー ルを狙いがむしゃらに闘ってくれる。一方この日の西野にはそういう姿勢が俺には感じられなかった。ボールがもらえないから中盤で下 がってポストプレーをこなしているだけで、逆にそれがバランスを崩していたようにすら思える。彼からすればボールが来ない不満があ るからなのであろうが彼に期待しているのはゴールであり、その為にがむしゃらに闘ってくれる事であった。しかし最初で最後のこのチ ャンスにこの姿勢ならばもう当分チャンスが来なくても仕方が無い。でもまたサテライトからでも頑張ればまたいつでもチャンスがある のだから這い上がってきて欲しい。
 現実にこの日、劣勢の試合で食い下がる事が出来たのは這い上がってきた男達の活躍であった。途中から出場した財津、圭輔、枝村と もに積極的なプレーで相手に勝負を挑んでいた。財津は開幕戦でデビューしたがそれ以降はサテライト、圭輔も序盤数試合で起用された が以降はサテライト、2人ともそのサテライトから這い上がってきた。そしてユースから昇格した枝村も最初はチャンスがなかなか与えら れなかったがサテライトでボランチながら点を重ねて結果を出して上がってきた。今年は康平を筆頭に、純平、岩下など下から這い上が った男達のプレーが流れを変えている点が目立つ。これは正当な競争を具現化してる健太の功績であろう。これからも下から這い上がっ てきた男達の活躍とそれにポジションを奪われまいとする主力の意地に期待していこう。更にワールドユースから帰ってきた海人も初め てサブメンバーに入った。彼も世界を目の当たりにして更なる成長を遂げるべくここ清水で精進して更に上の年代の代表へと呼ばれるべ く頑張って欲しい。

 この日も1ヶ月前と同じくサポーターの数としては非常に寂しいものとなってしまった。確かに場所が遠いし、この日の鹿島は天候が悪 かったのもあるがナビスコ杯と違いリーグ戦ならばもう少しアウェーに駆けつけて欲しい。そういう点ではこの試合ではホームというも のも考えさせられた。やり方の是非はあるにせよ、鹿島は相手のFKの時には前列で振っている旗を一箇所に集めてキッカーの視界で邪魔 しようとしたり、大きなビッグフラッグを何枚も作ったりしてホームという雰囲気を作ろうとしていた。別に鹿島の真似をしろとは言わ ないし、ああいうやり方が全ていいとは思わないが、少なくともカシマスタジアムを鹿島のホームとして作り上げようとする姿勢に関し ては我々も見習うべき点はあるだろう。聖地日本平を真の聖地に、相手にとっては最悪な地にする為に我々もこれから考えていく事がい っぱいあると思う。
 また、このスタジアムでしか食べられない名物としてモツ煮込みがあるのだが、さすがにこの夏とは思えない寒さに待ち時間に多くの エスパルスサポーターはこのモツ煮込みを食べて寒さを凌いでいたほどであった。食べ物ひとつとってもここは他の地域にない独自の特 徴を出している点で見習うべき点はあるだろう。聖地日本平も他のスタジアムに比べれば充実している点はあるがここでしか食べられな いモノを作り出す事もホームスタジアムとして必要な事である。

 3日後にはその聖地日本平での試合がある。この7月は短期間で6連戦の非常に厳しい日程、上位に行くか、下位で地獄の残留争いに巻き 込まれるか、ここでの頑張りがその行方を決める。ならば平日でも聖地日本平で絶対勝たせよう。この日の試合終了後にサポーターから 「切り換えろ」「次は勝とう」という前向きな声と、それに顔をあげて応えた選手達の姿があったがこの姿勢で頑張ろう。